GDPは超メジャーな経済指標ですが、
元々は100年ほど前のアメリカで、
世界恐慌でおかしくなっていく社会・経済の状況を
全体として把握するという目的のために開発されてたものだそうです。
つまり「測りたい問題が先」にあった上で、「測るための指標が後」だということです。
思想家の山口周さんは、今となってはこれが逆転し、
「指標が先」、「問題が後」になっていると指摘されています。
確かに、「GDPの成長率がXX%で、問題だ。」となっています。
大学受験時代の偏差値から始まって、営業利益率に株価、などなど、
気が付くと、すべて「指標が先、測りたい問題が後」になっていたと反省しきりです。
何をしたいがための指標なのかいろいろ見なおしてみると面白そうです。