暗黙知や組織知についての研究をされている大学の先生とお話しする機会があり、
日本的組織の暗黙知についてその根底に「躾(しつけ)」の文化があるとのお話がありました。
なんでも、「しつけ」の語源は、「しつづける」ことだそうで、
決まったことをやり続けることが、「型」になり、その「型」に暗黙知が宿るそうです。
例えば、能や狂言のような伝統文芸はその「型」を徹底的に守ることから、
そのなかに暗黙知としての「技」が生まれるそうです。
なんだか、分かったような分からないような話ですが、
言葉にされたモノ(マニュアル)が無ければスタートしないが、それだけではダメだということは、
分かったように思いました。