福島第1原発の汚染水浄化後の処理水に関し海洋放出が決定したことを受け、
国際環境経済研究所の竹内純子さんが以下のようにコメントされていました。
「・・・本件についてメディアは、「風評被害を懸念する声」を伝えますが、
本来であれば、「それは風評であり、事実は〇〇」とつたえるべき。・・」
確かになと思いました。
事実ではなく、空気を報道することで雰囲気を作ってき、
その空気に支配されていくというのは、私たちの周りでよくあることです。
このことを『「空気」の研究』の著者 山本七平氏は、
「したがって各人はそれらの物神*¹によりあらゆる方向から逆に支配され、
その支配の網の目の中で、金縛り状態になっているといってよい。」
と言っています。
*¹ 物神とは、空気を象徴する具体手な物質で、
ここでは、処理水やトリチウムがそれにあたると思います。
「これはあくまでも噂ですが、、、」といって、
特定の噂を広げるような陰湿なコミュニケーションは避けたいものです。