歴史学者であり、一橋大学新制大学化の指導的役割を果たした上原千禄さんによると
「分かる」とは、「人間が変わる、別の人になる」ことだそうです。
何かが分かるとそれによりその人の、世界観、人間観、仕事観などがかわり、別の人になると。
確かに、深い気付きを得た後に、自分の価値観が変わったという経験はどなたにもあるのではないかと思います。
また、そう考えると、段使っている「分かった!」は、かなり浅く「知った!」というレベルなのだと気づかされます。
マニュアルに関わるものとして、世界観とまではいかなくても、せめて、「分かること=行動が変わる」は目指したいなと思います。