無駄な会議を削減するというのは、色々な会社で頻繁に取り上げられるテーマです。
ただし、この削減が上手くいかないのが、何をもって無駄とするかが見えづらいためです。
組織心理学者でスタンフォード大学教授のロバートI.サットンさんとその協力者がこの問題を解決するために単純なシステムを作ったそうです。
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定例会議を以下の2つの側面から3段階で評価する。
・各会議に必要な労力(事前準備、実際の会議時間、フォローアップなど)
・目標達成における各会議の価値
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とてもシンプルですが、参加者全員に毎回この3段階評価をしてもらえば、色々なものが見えてきそうです。
ちなみに、このモデルからは、以下のようなことが分かってきたそうです。
・月曜日の(定例)会議は、最も価値がある。
・水曜日の(定例)会議は、最も価値が低い。
・具体的なプロジェクト名やチーム名を冠した会議は最も価値がある。
・曖昧な「情報共有」などは最も価値がない。
私の係わる会議も見直してみたいと思います。