本日もよろしくお願いいたします。
「物価とは何か」「世界インフレの謎」などの著者である渡辺努教授(東京大学大学院経済研究科)によると、日本では慢性デフレスパイラルが起きているそうです。
①生計費は前年と変わらない
②賃上げなしでも生活維持が可能
③価格転嫁の必要なし
④価格を据え置き
⇒①~④を繰り返す、、、
このスパイラルは、直感的に理解しやすく現実に起きていると思います。
そして、このスパイラルから抜け出したい若い方々が、「出稼ぎ」として海外で仕事をするために出かけていくようになっています。
行動力のある方々がどんどん外に出ていくことで、流石に日本の労働市場の逼迫し、「慢性デフレスパイラル」が崩壊するかもしれません。
そのタイミングでやってくる急激なインフレに耐えられるような対策が、企業も個人も必要ですね。