温暖化対策ターニングポイント

気候変動による熱波や暴風雨、洪水による被害が拡大する中、温室効果ガスの削減は思うように進んでいません。そのような状況に対して、「気候工学」という手法で課題にアプローチする取り組みが増えています。

「気候工学」とは、気候変動の影響を軽減するために、気候システムを大規模かつ人為的に操作する技術や手法の総称だそうです。

具体的には、「塩分を含む混合物を高圧ノズルで空中に散布し海上にできる雲で海面を日陰にする(オーストラリア)」、「高度約6万フィート(約18キロメートル)の大気中に微小な反射性粒子を大量に散布し、太陽光を遮って地表を冷やす(イスラエル)」、「海洋に水酸化ナトリウム溶液を注入し海面の酸性度を下げ、大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収し、安全な状態で海中に閉じ込める(アメリカ)」といった計画です。

これまでは体質改善により温暖化という病気に対応してきていた人類でしたが、ついに対処療養(外科的、短期的)にを実施せざるを得なくなってきたということだと思います。

shin
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