P.F.ドラッカーが「プロフェッショナルの条件」などで指摘した「ナレッジワーカー(知識労働者)」とは、以下の2つに集約されます。
- 組織の目的に貢献して初めて成果になる
- 自分の成果を他の人間に供給することに意味がある
この大前提がズレていると、どんなにシステムを立派にしても、また複雑なルールを作っても組織内でナレッジマネジメントを定着させていくことが困難です。
組織全体に「自分たちの会社は、ナレッジをもとに付加価値を提供している。その会社を支えているのは、私たちナレッジワーカーだ。ナレッジワーカーは、組織の目的のために新しい成果を生み出し他のメンバーに共有するものだ。」という共通認識=文化を作ってい行くのだとマネジメントが強く認識することが大切なスタートとなります。