経営の資源というと、ヒト、モノ、カネ、情報、と言われていますが、
経営の天才とされた本田宗一郎さんは、時間を大切な経営資源と
捉えていたようです。
曰く、
「我々の工場で大切なものは材料であり、機械であるという。
最も大切なものはアイディアであり、
アイディアから生まれるものは時間でなければならない。
時間というのは二度と来ない我々の尊い材料である。」
「私が大切にしているのは時間である。
研究所を端的に言うと時間をかせぐところといっても過言ではない。
どんな優秀な製品ができてもそれが他より後で合ったら研究した価値が無い。」
などなど、時間の重要性に関し繰り返し論じています。
時間はビジネス上の制限ではなく、資源ととらえるとは唸らされます。